社会保険労務士

【受験動機】
技術職の会社員でしたが、配偶者の自営業のサポートに専念するために退職し、バックオフィス業務を担うようになりました。日々の労務管理を行っているなかで、なぜこのような制度設計になっているのだろうと疑問や興味を持つことが多く、体系的に知識を身についけたいと思うようになり、社労士受験が近道と考えました。

【TACを選んだ理由】
簿記等の受験でTACの教材を使ったことがあり、教材の分かりやすさと質の良さを実感していたためです。

【学習期間】
前年の11月に学習を開始してから8月の受験までの10カ月間です。

【一日の学習時間】
平日・休日を区別せずにコンスタントに学習するように意識しました。11月~5月は1日平均4時間ほど、6月~8月は1日平均8時間ほどです。

【一番使用した教材】
配布教材の他、TAC出版の「過去10年本試験問題集」「合格のツボ」を使いました。
(※2025年合格目標より総合本科生コースにも「過去10年本試験問題集」が含まれます。)

【おすすめの学習方法】
5月頃までの基礎力養成の期間は、基本テキストの予習、講義視聴、基本テキストの復習、トレーニング問題集・合格のツボ(TAC出版)・実力テストでの演習を基本セットにしてカリキュラムに合わせて進めました(序盤の遅れを取り戻しつつ正月明けに配信スケジュールに追いつきました)。6月の実力完成答練でいきなり難易度がアップしたのに面食らいましたが、気を取り直して、基本テキストを繰り返し精読し、トレーニング問題集・合格のツボ(TAC出版)・実力テストを解き直しつつ、過去10年本試験問題集・実力完成答練・総合答練を繰り返し解きました。試験直前は、基本テキストの通読を速読で行いました。反復回数は、基本テキストで5回以上、トレーニング問題集・合格のツボ(TAC出版)・実力テストで3回ほど、過去10年本試験問題集・答練で2回ほどで、年度別過去問題集は終盤に1回だけ解きました。
岡根講師が強調されていましたが、基本テキストの繰り返しの精読を重視しました。「なぜこのような規定になっているのだろう」という疑問を持ちつつ読み進め、納得と理解を得るように努めました。雑則等も手を抜かずに隅々まで精読するようにしました。ノートは作らず、全て基本テキストに書き込むようにして、情報を基本テキストに集約するようにしました。講師のポイントとなる発言はそのままメモすることで、読み返すと講義の情景が思い出せました(講義の視聴は1回のみ)。繰り返し通読することで、最終的には、科目間や法律間の繋がりや役割の違いがみえるようになってきました。また、数字の記憶などは科目間の差異にフォーカスすると定着しやすかったです。
「岡根式 社労士試験はじめて講義」(TAC出版)は1周目の学習に合わせて読みました。学習初期に各科目の要点を把握するのに重宝しました。

【モチベーション維持の方法】
学習内容に興味をもって取り組むよう意識しました。日々の労務管理で何気なく行っていた手続きと学習内容の関連を考えてみたり、新聞で労働・年金に関する報道や解説記事も読むようにすると学習内容がリアルに感じられて興味が持続しました。

【TAC 徳島校の良かったところ】
担当の方が親身にサポートしてくださったこと、自宅から近いこと、模試を教室受験することで本番に近い環境が体験できたことです。

【これから受験される方へのアドバイス】
今回の受験でTACの教材・カリキュラム・講義の完成度の高さを再認識しました。丁寧に時間をかけて教材・講義に取り組むことで、間違いなく合格が近づくと思います。

【最後に一言】
自己採点で基準点割れの科目があり、再受験に気持ちを切り替えようとしていたときに合格通知が届きました。基準点調整に救われたギリギリでの合格でしたが、受験準備の日々を振り返ってみて、合格は妥協せずに取り組んできた成果だと思えました。サポートいただいたTACの皆さま、ありがとうございました。

参加予約:0120-30-3700